2012年6月2日土曜日

ワンセグ野郎 with ProLiant MicroServer

少し間が空きましたが実験の続きです。

ZFS on Linuxでmirror設定のプールにDeduplicationを有効にして、ワンセグ野郎を動作させ8ch分のTSデータの記録を始めました。
約一日動かして様子をみるとワンセグ野郎だけ動作させた状態だと、いつものサイズ(188,70x,xxx ±188byte数個分)で安定してTSファイルを書き込むことができるようです。

しかし、ファイルサーバとしても使う予定なので、ワンセグ野郎が安定動作するだけでは足りません。
次は、ワンセグ野郎を動かしつつ、旧PCに溜まった約900MBのTSファイルをrsyncして負荷をかけます。

…しばらく動かしていると、dvbstreamが終了してしまいました。ts.plによって起動し直されるので、定期的に再起動を繰り返します。
どうも字幕データの取り込み処理が動くタイミングでdvbstreamが終了してしまうようですが、当該処理をcronから外しても、タイミングがずれるだけでdvbstreamはやはり終了してしまうため、直接原因というわけではなさそうです。

結局、dvbstreamにstraceかけ、ざっとソースを見てもあたりが付かず、ライブデバックするまでのモチベーションも無かったので原因特定は諦めました。(タイミングの問題っぽくて、面倒くさそうだったのもあります)

で、Deduplicationを無効にして再開すると、問題なくrsyncが完了したのでこの設定で運用することにしました。

zdbの情報によると、TSデータでは、Deduplicationの効果はあまりでないようです。
# zdb -S dtpool
Simulated DDT histogram:

bucket              allocated                       referenced
______   ______________________________   ______________________________
refcnt   blocks   LSIZE   PSIZE   DSIZE   blocks   LSIZE   PSIZE   DSIZE
------   ------   -----   -----   -----   ------   -----   -----   -----
     1    7.48M    950G    950G    950G    7.48M    950G    950G    950G
     2    1.27K   84.9M   84.9M   84.9M    2.89K    175M    175M    175M
     4      283   1.26M   1.26M   1.26M    1.32K   6.77M   6.77M   6.77M
     8      110    882K    882K    882K    1.09K   8.42M   8.42M   8.42M
    16        8    132K    132K    132K      182   3.09M   3.09M   3.09M
    32        1     512     512     512       42     21K     21K     21K
    64        1     512     512     512       78     39K     39K     39K
 Total    7.48M    950G    950G    950G    7.49M    950G    950G    950G

dedup = 1.00, compress = 1.00, copies = 1.00, dedup * compress / copies = 1.00

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