2022年10月30日日曜日

ASRock C236M WS障害


マザーボードの(BIOS/UEFI)バッテリーが弱るとHDDアクセスが不安定になる場合があることを知りました。
電源入れっぱなしのPCでマザーボードのバッテリーが原因で障害になるとは思いませんした。

サーバ運用しているASRock C236M WSにリモートログインが出来なくなり無反応な状態に。
普段外しているディスプレイ、キーボードを接続するも無反応なので、強制電源断で再起動すると取り敢えずログインできるようになりました。

messagesログを見ると下記メッセージの記録後、同じメッセージが定期的に記録され
kernel: ata11.00: exception Emask 0x10 SAct 0xc0 SErr 0x4000000 action 0xe frozen
kernel: ata11.00: irq_stat 0x80000040, connection status changed
kernel: ata11: SError: { DevExch }
kernel: ata11.00: failed command: WRITE FPDMA QUEUED
kernel: ata11.00: cmd 61/08:30:68:d2:b4/00:00:06:00:00/40 tag 6 ncq 4096 out#012         res 50/00:00:00:00:00/00:00:00:00:00/a0 Emask 0x10 (ATA bus error)
kernel: ata11.00: status: { DRDY }
kernel: ata11.00: failed command: WRITE FPDMA QUEUED
kernel: ata11.00: cmd 61/08:38:80:2f:13/00:00:61:00:00/40 tag 7 ncq 4096 out#012         res 50/00:00:00:00:00/00:00:00:00:00/a0 Emask 0x10 (ATA bus error)
kernel: ata11.00: status: { DRDY }
kernel: ata11: hard resetting link
kernel: ata11: SATA link up 6.0 Gbps (SStatus 133 SControl 300)
kernel: ata11.00: configured for UDMA/133
kernel: ata11: EH complete
1時間40分後に下記メッセージの記録を最後にストール状態になったようです。
kernel: ata11.00: exception Emask 0x10 SAct 0x0 SErr 0x4000000 action 0xe frozen
kernel: ata11.00: irq_stat 0x80000040, connection status changed
kernel: ata11: SError: { DevExch }
kernel: ata11.00: failed command: FLUSH CACHE EXT
kernel: ata11.00: cmd ea/00:00:00:00:00/00:00:00:00:00/a0 tag 5#012         res 50/00:00:00:00:00/00:00:00:00:00/a0 Emask 0x10 (ATA bus error)
kernel: ata11.00: status: { DRDY }
kernel: ata11: hard resetting link
kernel: ata11: SATA link up 6.0 Gbps (SStatus 133 SControl 320)
kernel: ata11.00: configured for UDMA/133
kernel: ata11.00: retrying FLUSH 0xea Emask 0x10
kernel: ata11.00: device reported invalid CHS sector 0
kernel: ata11: EH complete
エラーが出ていたata11(起動HDD)のSMART情報を確認するとエラー記録もなく、ディスクとしては問題なさそうな様子。

SATAケーブルがダメになったかな?などと考えながらその他ログなどを確認していると、I/Oエラーのメッセージが表示されシェルでコマンドを実行できなくなり、電源断再起動後にBIOS画面も出ない状態に。
なんどか試すもBIOS画面が表示されたり、されなかったりでOSブートまで辿り着かず。
これはマザーボードのバッテリー交換あるあるかなと思い、バッテリー交換するとGRUB画面まで進み一先ず復旧しました。

不安定な状態で確認作業等をしていたため、ファイルシステムの不整合も起きたようで、/sysrootがマウントできずに起動失敗するようになっていました。

ブート時にシェルモードになり、dmesgで下記メッセージが表示されたので、lvscanでrootボリュームを調べ、xfs_repairを実行したところ失敗。
起動ディスクだから失敗したのかなと、あまり考えずUSBブートイメージを作成してxfs_repairを実行し直しました。
最終的にxfs_repairの-Lオプションを付けて実行したので、USBブートする必要なかったかもしれません。
  :
systemd[1]: Mounting /sysroot...
kernel: SGI XFS with ACLs, security attributes, no debug enabled
kernel: XFS (dm-0): Mounting V5 Filesystem
kernel: XFS (dm-0): Corruption warning: Metadata has LSN (720:28720) ahead or current LSN (720:28592). Please unmount and run xfs_repair (>= v4.3) to resolve.
kernel: XFS (dm-0): log mount/recovery failed: error -22
kernel: XFS (dm-0): log mount failed
mount[526]: mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/mapper/ct-root
mount[526]: missing codepage or helper program, or other error
mount[526]: In some cases useful info is found in syslog - try
mount[526]: dmesg | tail or so.
systemd[1]: sysroot.mount mount process exited, code=exited status=32
systemd[1]: Failed to mount /sysroot.
systemd[1]: Dependency faild for Initrd Root File System.
systemd[1]: Dependency failed for Reload Configuration from the Real Root.
  :
しばらく様子見が必要ですが、マザーボードのバッテリー交換だけで今のところ復旧した感じです。
まさか、起動時だけでなく起動している状態でもマザーボードのバッテリー状態が影響するとは思いませんでした。

ちなみに外したバッテリーの電圧は、無負荷状態では3Vありました。

2022年4月28日木曜日

ScanSnap iX1300購入

ScanSnap iX1300を購入しました。
郵便物や数枚程度の書類の整理に使おうと思っていたのですが、使ってみると面白くて数冊雑誌も裁断してスキャンしてみました。

コンパクトなエントリーモデルなので大量の本のスキャンは向かなそうですが、一度に数冊程度であれば使えそうな感じです。
いわゆる自炊的なことをするつもりはなかったのですが、見返すことはないと思いつつ捨てられずにいる雑誌や本を整理するのもいいかもと興味が出てきました。
もっともカッターでの裁断は手間がかかりすぎなので、自炊するなら裁断機が欲しいところです。

2022年2月1日火曜日

IX2207でBIGLOBEのIPv6オプション接続

中古のIX2207を購入したのでファームウェアを最新に上げ、NECの技術情報サイトにあるサンプルを参考に設定してみました。

接続自体は問題なくできたのですが、IPv4通信(MAP-E)の速度が100Mbps以下になってしまいました。
https://www.speedtest.net/やhttps://fast.com/で下り300~600Mbpsだったものが、平均80Mbpsで良くて100Mbpsと大幅ダウン。

我が家はフレッツ光でBIGLOBEのIPv6オプション回線なのですが、http://www.speed-visualizer.jp/の結果を見ると、IPv6通信のほうは以前と変わらずか若干よくなっている感じでIPv4通信の方だけ劣化したようです。
WiFiルーター二台構成でIPoEとPPPoEを併用していたので、IX2207一台構成にしようと目論んでいたのですが…。

結局、IX2207一台でIPoEとPPPoEの併用はうまく動作しましたが、PPPoE用のWiFiルーターをIX2207に置き換えただけになりました。
チューニング項目もなさそうなので、BIGLOBEとIX2207との相性的な問題なんでしょうか?
ドキュメントを見ると対応しているようですし、特に制限事項も記載がなかったので大丈夫だと思っていたのですが。
中古なのでサポートに聞くわけにもいかず、また他回線もないので調べようがなく残念です。

参考)
UNIVERGE IXシリーズ 技術情報 設定例1 v6プラス(MAP-E方式)の設定 - DHCPv6-PD/IPv6 RA 自動判別

2022年1月29日土曜日

Mac mini購入

Apple M1チップ搭載のMac mini(M1,2020)を購入しました。
Late 2012モデルを利用していましたが、最新のmacOS要件から外れて久しいのでそろそろかなと。 悩んだ末、スペックはメモリ16GB,SSD 512GB,10GbEとし、Touch ID搭載のMagic KeyboardとMagic Mouseも購入。
新型はキータッチがイマイチなような気が…、A1314は気に入っていたので慣れかな。